仕事帰りにちょっと寄り道 Pt.13~川釣り(うなぎ)編~

皆さん、こんにちは、寄り道アングラーこと、サンライズ1号船頭の井手上です。

普段はもっぱら海釣りばかりですが、今回は気分を変えて川釣りに挑戦です! 川といえば、やはりアレしかいないでしょう。超高級かつ、超美味いあの魚。みんな大好き。そう、うなぎを狙っていきます。
まずは、餌の調達です。普段はルアーばかりのタックルですが、今回は食いのいい生き餌で確実に仕留めます。うなぎの餌といえば、ミミズ✌️ ミミズは落ち葉の下や道路の脇沿いに溜まっていることが多いので、ひたすらスコップで掘り返していきます。すると、意外にも簡単に見つけられます(笑) 小1時間ほどで30匹ほどのミミズをゲットすることができました✌️ これで準備は完了。あとは、うなぎが活発に動き出す夜に備え、少し仮眠を取ります。

さぁ、夜になりました、決戦です。あたりは真っ暗。川の流れは速いので、仕掛けが流されないようにオモリは5〜8号程度と少し重めを使っていきます。ミミズを投げ込んでから10分ほどすると、さっそく反応がありました。最初は竿先が軽く揺れる小さなアタリが多いですが、完全に針に掛かると大きく上下に動き出します。これがアワセの合図です。即アワセ厳禁のうなぎですが、ここまでくれば大丈夫❗️❗️ 思いっきりアワセます。逆に最初のアタリで慌てて巻いてしまうと、まだミミズをかじってる程度なので、すぐに逃げられてしまいますので要注意💦 うなぎ釣りは、ヒラメの泳がせ釣りのように、竿先の動きに注意しながら、ひと呼吸を待ってからアワセた方がバレる可能性を抑えられます。

うまくフッキングできてドンッドンッと下に突っ込むような独特な引きを手元に感じたら、根に潜られないようにリールのドラグをMAX締めでゴリ巻きしていきます。数分格闘した後、無事ランディング。おっと、いきなり缶コーヒー並みの太さがある良型のうなぎが釣れました🎣
その後もコンスタントにアタリがあり、なんだかんだで結局3時間で5匹を釣り上げました。さてこのまま持ち帰ってさっそく捌いて食べたいところですが、はやる気持ちを抑えて我慢我慢。というのも、川で釣り上げたばかりのうなぎはたいへん泥臭く、とてもではないですが、市販の蒲焼きのように食べられたもんではありません😅

そのため、かならず「泥抜き」をします。やり方は簡単。朝晩の1日2回、水道水で水換えをするだけ。金魚のようにカルキ抜きする必要はありません。水道水を張った中にそのままぶち込んでも元気なほど、うなぎは丈夫な魚なのです。大きめの水槽があればベストですが、面倒くさがりの自分は自宅の浴槽で泥抜きしています😂 当分、シャンプーなし&お湯だけシャワーの不便な生活になりますが(苦笑)、数日後に美食を堪能できると思えば、さほど苦ではありません👍 そんなこんなで、2〜3日水換えを繰り返したら、泥抜きは完了。

さぁ、いよいよ捌いて焼きます。定番の蒲焼きですが、今回は蒸さずに、串打ちしたらそのまま焼く、関西風「地焼き」です。「焼きは一生」とはよく言ったもの。タレを塗りつつ何度かひっくり返しながら、慌てず騒がず弱火でじっくり焼いていきます。むむむ、香ばしい匂いにお腹が鳴りまくります。あ~、たまらん! 
そして、いざ試食。この日は贅沢にも3匹分を焼きました。臭みも少なく、地焼きならではの外側パリパリ、中身ふわっふわっ。う~ん、最高のお味でございました🔥 自宅でうなぎ三昧、うなぎ天国。あぁなんて幸せ! 余韻に浸りながら、思わず笑みがこぼれます。あ、そうそう。わが家の浴槽には、まだ“在庫”が残っているので、もうしばらくは楽しめそうです。😆 

Angling is My Life!!! それでは、また!