歴史のロマンに想いをはせながら~高知城訪問記~

皆さんこんにちは。
サンライズファームの藤井です。

9月に入りましたが、あいかわらず残暑が厳しい中、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか? 私は、まだまだエアコンのお世話になることが多い今日この頃です。

さて、そんな暑い夏の休日に高知城に行ってまいりました。高知城は1603年(慶長8年)に土佐藩初代藩主、山内一豊により築城され、途中火災による焼失で四半世紀かけて再建。1747年(延享4年)に現存天守は復元されたようですが、日本で唯一、本丸や天守、本丸御殿(懐徳館)、追手門などの15棟の建造物がすべて現存(復元されたものも含む)する城で、江戸時代からの英姿に触れることができ、1934年には国の重要文化財に指定されています。

印象的だったのは、なんといっても高さ18.5m(天守台はない!)、4重6階の天守から望む高知市街を見渡せる眺望です。400年前、ここからの景色はどんなだっただろう? 当時の為政者はどんな気持ちで城下を見渡したのだろう? 高知城は城自体の歴史の重みもさることながら、瓦や壁の色から鷹城とも呼ばれるなど、往時を偲ばせる天守や本丸の佇まい、なにより風格が感じられ、とても趣のある城です。

とさでん高知城前停留場下車、徒歩約5分という絶好のアクセス。皆さんも高知にいらした際は、ぜひ足を伸ばしていただき、いにしえの時代にタイムスリップしてみてはいかがでしょうか?

高知平野のほぼ中心に位置する大高坂山(標高45m)上に築かれた天守からの眺め。合わせると60mを超える高さだ。もともとの地の利もあったためか、14世紀にはすでに別の城があったと伝えられる。