歴史のロマンに想いをはせながら~宇和島城訪問記~

皆さん、こんにちは。
サンライズファームの藤井です。

最近の大月町はというと、朝と昼の寒暖差が大きく、身体が順応しきれていない日々が続いていておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

そんな日和ですが、私は先日の休日に愛媛県宇和島市の宇和島城に行ってまいりました。宇和島城は、1601年に築城の名手と名高い藤堂高虎により築かれたお城です。標高74メートルの丘陵に外堀(当時。現在は埋められている)などの外郭ラインが五角形になるようデザインされた、現在では貴重な現存12天守の一つとして国が定める「重要文化財(建造物)」に指定され、宇和島市の象徴のひとつにもなっています。

1615年に仙台伊達藩の初代藩主である伊達政宗の長男、秀宗が入城してから9代にわたって(~1868年)宇和島伊達藩の居城でしたが、1666年に2代藩主の宗利により全面的に改築され、現在の天守になったそうです。天守の最上階からは宇和島港が一望でき、佇まいも白漆喰総塗籠で凛としており、たいへん見応えがありました。当時の宗利は天守からの眺望を望みながら、何を思ったのでしょうか?

残念ながら、復元されているのは天守のほか、上り立ち門、石垣、そして山里倉庫のみですが、近い将来、門、櫓、土塀などの木造建物の復元も実現できたらよいですね。

皆さんも近くにいらした際はぜひ足を伸ばしていただき、いにしえの時代にタイムスリップしてみてはいかがでしょうか?