会ったとたんに、一目惚れ。

どうもこんにちは。孤独のカブ主こと、サンライズファーム藤田です。

「包丁がほしい」。それは、「高知の刃物はたいへん優秀らしい」ということをYouTubeで知ったことがきっかけでした。いったんスイッチが入ってしまうと、もうどうにもなりません。どうしても手に入れたくなってしまい、もういても立ってもいられずに、気づくとクルマを走らせていました。

今回、片道70キロの道のりを愛車ダイハツ・ムーヴコンテをかっ飛ばし一路向かった先は、四万十町にある「土佐打刃物黒鳥」こと、黒鳥鍛造工場(くろとり、と読みます)。
この土地では、古くは鎌倉時代より林業が盛んでした。そのような土地柄で次第に質の良い林業用刃物が求められるようになったのはごくごく自然の成り行きでした。黒鳥さんもかつては林業用刃物で知られた鍛冶屋さんでしたが、現在は包丁など時代に合ったニーズにこたえるようになったようです。六代目当主である梶原弘資氏の監修のもと、鍛造から研磨まで一貫して行える腕利きの職人をそろえ、技術と伝統の継承に力を入れていらっしゃいます。

さぁ、工場併設の店舗に到着です。木をふんだんに使った伝統とモダンが融合した落ち着いた門構え。素敵です。店内に入り、まず最初に目についたのは三徳包丁。いわゆる両刃の万能包丁ですが、まず見た目が美しい。そして、手に持った時のバランス(形や重量)。これが重要なのです。この手にしっくりと馴染む感覚。むむむっ、素晴らしい!! 我に返り気づくと、なんということでしょう! もう購入しておりました(笑)。はい、一目惚れです。いやぁ~、じつによく切れる包丁。名品といってよいでしょう。我ながら、「いいモノを手に入れたな」と感慨深いです(ルンルン♪)。

ひるがえって、わが国ではモノづくりの歴史の中で、「道具を大切にする」という考えが古くから浸透してきたといわれます。長じて、日本人は「モノ(道具)に魂が宿る」とまで考えるようになりました。
この包丁は、私の大切な道具。これから長~い付き合いになりそうです。コイツ(魂)と会話できるようになるまで、大事に大事に使っていきます。そして将来、子や孫に伝えていきたい。わが子たちよ、オヤジの蘊蓄(うんちく)を聞いておくれ。きっとそんなモノ(道具)になるでしょう。

それでは、また。