仕事帰りにちょっと寄り道 Pt.9~ヒラメ釣り編~

皆さん、こんにちは、寄り道アングラーこと、サンライズファーム1号船頭の井手上です。

今回はヒラメを求めて仕事終わりに、自宅には寄らず、そのまま四万十川まで足を伸ばしてみました‼️
初春のこの季節は産卵をしに大型のヒラメが浅瀬まで上がって来るので、それを狙い撃ちします。
ポイントが河口のため、飛距離も出せて、ルアーを底を擦らないように、20g程度のスロータイプのメタルジグをセレクト。これ以上ウェイトを上げると底に根掛かったり、塗装が剥げてボロボロになってしまうので我慢します。

この日は普段なかなか出番の少ない、11フィートのサーフ専用の竿を使っていきます!
ルアーが着水したら、一旦底に着くのを待ち、そこからゆっくりと底を擦らない程度にただ巻きしていきます。しばらく反応すら全くありませんでしたが、潮止まりから下潮に切り替わって数分後に魚の反応が増えてきました。
先ほどと同様のやり方で巻いていると、ゴツンッゴツンッと明らかにルアーが岩にぶつかる感触とは異なる反応がありました。高まる気持ちを抑えながら、魚にルアーが見切られないよう、一定のリズムで巻いていきます。

すると、突然グンッと竿が根本から曲がりました。HITです‼️
ドラグはかなりキツめに設定していましたが、どんどんと糸が海中へと出ていきます。これはかなりデカそうです…。
バレないようにドラグを出されては巻き直しながら慎重にやり取りを進めると、ついに正体が露わになりました。それは、間違いなく産卵をしに来たであろう、ビックサイズの大ヒラメでした‼️
サイズを測定してみると、なんと81cm!😵 
ちなみに、ヒラメはサイズによって呼び方が変わり、30cm以下はソゲ、40cm以上からヒラメとようやく呼べるようになり、60cm以上からは小座布団、70cm以上は座布団、そして80cm以上で大座布団と呼びます。

1年を通しても大座布団級のヒラメを釣ることができるのは数回しかないので、今日は貴重な一日となりました✨

その日は身を寝かし、翌日刺身にして食べてみると、さっぱりとした味わいの中に、しっかりとした旨みがあり、さすが白身魚の中で最上級と言われるだけありますね‼️
釣り人であれば、高級品のヒラメさえも無料で思う存分食べることができるのが最高の贅沢です‼️

それでは、またまた。

見よ、この身の美しさ!